紅花墨 弊園の自慢の自家製菜種採煙の油煙墨で用途は最も広く、七世和泉橡元彙の創作以来230年の永きにわたり今日に至るまで、大方各位に御愛用をこうむってお ります銘墨です。「揮毫」はもとより製図用にも絶大なるご信頼をいただき、墨の代名詞と称せられる程普及し、御愛用いただいて居ります逸品です。 |
漆墨 菜種油を使った最も粒子の細かい最上級の油煙です。濃墨は艶のある純黒を、淡墨は茶系の黒を呈します。のびが良く、漢字、仮名作品用に最適です。 |
極上油煙墨 菜種油を使った最上級の油煙墨で、雁皮紙、鳥の子紙、絵画等に尤も適する製墨で、弊園墨匠、六十有余年に渉る墨造りの秘伝の結晶です。濃墨は艶のある純黒を、淡墨は茶系の黒を呈します。漢字作品用、かな書、写経等にも適しています。 |
紅。 |
青墨 菜種油を使った油煙と、草木の中より最も青系に適した色素を使用したもの。また、煤と本藍を使用したもの、煤だけで青系を出したもの等ございます。 特に、聖品、蒼苔は青系を強調しております。 |
条幅用(一般条幅用) 鉱物性の煤を使った墨で条幅大作用に適します。硯あたりが良く、早く擦れます。濃墨では幽玄な純黒、淡墨では茶系の黒を呈します。漢字大作用に適します。 条幅用(条幅作品用) 菜種油の油煙と鉱物性油煙を混合したものです。濃墨は美しく光沢のある純黒、淡墨は茶系の黒です。のびも非常に良く、漢字大作用に適しています。 |
かな用墨 非常に伸びが良く、細い線も上手く表現出来ます。濃墨では深みのある黒、淡墨では上品な茶系の黒です。 料紙等の加工紙にも最適です。 |
極上油煙墨(紅入り) 菜種油を使った油煙に山形産の「べにばな」から抽出した本紅を入れたものです。墨は黒いものですが、その中に紅を入れることにより、黒さが非常に引き立ちます。 桐油煙墨 桐油を使用した最高の油煙墨で、色彩が美しく素晴らしい伸びを示します。濃墨で厚みのある上品な黒色、淡墨では赤紫系の黒です。濃淡共にバランスがとれています。 椿油煙墨 純椿油煙だけを使った墨で、非常に伸びが良く、濃墨では深みのある純黒、淡墨では紫系の黒です。紙面にのせますとあまり艶がなく、仮名・漢字共に良いと思われます。 胡麻油煙墨 胡麻油を使った最も粒子の細かい最上級の油煙です。菜種油の煤よりも伸びがよくにじみが非常に綺麗です。濃墨で純黒、淡墨ですと淡い紫色を含んだ黒です。漢字・仮名作品用に最適です。 |
作品用液墨(古墨調) 暁雲 紫紺系の黒で優雅な墨色です。よく枯らした膠と弊園独自の製法で作った煤を使用して作りました。漢字・仮名作品用に最適です。 枯膠墨液 瑞雲 極度に枯らした膠と長年の研究で開発した作品用液で適度の光沢と優雅な墨色で漢字・仮名作品用として幅広くご愛用頂いております。 古墨の味 龍雲 濃墨にして漆黒、淡墨にして古墨の味わいをもつ限りなく擦墨液に近い品位のある書き味を実現。漢字・仮名作品用として幅広くご愛用頂いております。 玄 書き心地が良く浸透性が抜群に良い、優れた作品用液墨です。濃墨タイプもあります。 |
墨すり機 るんるん 従来の機種にない新機構、墨が水の中に5mm程度しかつかりません。特殊硯板を使用していますので、短時間で相当の超微粒子の濃墨が得られます。 取り扱いが簡単、 ミニサイズで持ち運びが楽です。墨は1〜10丁型まで自由に使用できます。 |