中国歴史上の女性たち

中国歴史上の女性たち

中國歴史上の女性たち


T 項羽と虞美人

§-1 楚・漢の抗争


1.秦末の群雄蜂起


2.項梁と項羽の挙兵


3.劉邦の人となり


4.鴻門の会


5.楚・漢の抗争 (劉邦の挑戦)


§-2 咳下の戦い


1. 垓下の詩  -?


垓下の詩  -?


2. 虞美人について


3. 項羽の最後


4. 項羽の死にざま


○補説 漢文化圏と楚文化圏



U 漢の高祖をめぐる二人の女性

§-1 呂后と戚夫人との葛藤


 1.)大風の歌と鴻鵠の歌


 2.)高祖と戚夫人


 3.)呂后のまきかえし


 4.)「鴻鵠の歌」―趙王への愛着


 5.)威夫人の末路



§-2 政権を手中にした呂太后


 1.)呂太后の専権


 2.)劉氏への迫害と呂氏の専横


 3.)無為の政治



§-3 項羽と劉邦の人物評価


 1.)家柄・性格の相違


 2.)?殺と「法三章」


 3.)漢中放棄と懐王の弑殺


 4.)将に将たるの器


 5.)劉氏政権の強化と保持


 6.)死に望んで




V 女性文学者班昭とその家系(班家の人びと)


§-1 女性文学者班昭


V-§-1-1 才媛、班昭


V-§-1-1『女誡』七章



§-2 班家の世系


V-§-2-1班家の世系


V-§-2-2班彪



§-3 班固と『漢書』


V-§-3-1.班固とその兄妹の生き方


V-§-3-2.『漢書』の編纂


V-§-3-3.『漢書』と『史記』


V-§-3-4.史記・漢書両書の社会的背景の相違


V-§-3-5.晩年の班固



§-4 班固と西域経営


V-§-4-1. 武人、班超の夢


V-§-4-2. 漢と匈奴と西域諸国


V-§-4-3. 班超と後漢の西域経営


V-§-4-4. 班勇




W 近隣他国に政略として嫁いだ公主たち

§-1 烏孫王に嫁ぐ、細君


1. 和蕃公主


2. 最涯の地、烏孫に嫁いだ細君


3. 建国の英雄冒頓単于


4. 匈奴遊牧王国の出現


5. 漢の高祖と冒頓単于


6. その後の漢帝国と


7. 匈奴との関係


8. 武帝の匈奴経略と張騫の西域行


9. 烏孫族と月氏族


10. 対匈奴攻守同盟策


11. 望郷の歌―黄鵠の歌




§-2 悲劇のヒロイン、王昭君(実態と伝説)


(一) 王昭君の実態


1. 王昭君の降嫁


2. 匈奴の衰微


3. 匈奴の分裂と漢朝への帰順


(二) 王昭君の伝説


1. 王昭君悲話の誕生


2. 王昭君悲話の大衆化と背景


3. 青塚″伝説




§-3 吐蕃王に嫁ぐ、文成公王


1. 吐蕃王国と吐谷渾


2. 唐と吐蕃の関係


3. 文成公主の降嫁


  ―唐とティペット王国との関係を背景に 




§-4 蔡文姫ものがたり


1. 胡騎に劫め去られた蔡文姫


2. 蔡文姫について


3. 後漢末の政治の乱れ


4. 黄巾の乱と軍閥の混戦


5. 悲憤の詩


6. 南匈奴部と後漢帝国との関係


7. 南匈奴部の反乱と分裂


8. 帰都の実現


9. 母子別離の情



W-§-3 吐蕃王に嫁いだ文成公主


はじめに(唐とティペット王国との関係を背景)


1. 吐蕃王国と吐谷渾


2. 唐と吐蕃の関係


3. 文成公主の降嫁




§-4 蔡文姫史話


1. 胡騎に劫られ去られた蔡文姫


2. 蔡文姫について


3. 後漢末の政治の乱れ


4. 黄巾の乱と軍閥の混戦


5. 悲憤の詩三首


6. 南匈奴部と後漢帝国との関係


7. 南匈奴部の反乱と分裂


8. 帰都の実現


9. 母子別離の情


10.  胡笳十八拍 漢魏 蔡文姫  訳注解説





X 政権を握った女性たち

 第一節 北魏朝の文明太后


  1. 文明太后馮氏の出自


2. 北魏建国期の政情


3. 馮太后の簾政


4. 官奉の制定


5. 均田法について


6. 計口受田制と隣保互助策


7. 北魏均田制の評価


8. 再編整備された隣保組織「三長制」


9. 三長制の実施


10. 三長制施行の時期


11. 仏教の復興−文明太后の崇仏



 第二節 唐朝の則武天


 1. 皇后の座をねらう武照儀の執念


  2.  武后、朝政を独裁する


  3.  武周革命  −皇帝になった則天武后,則武天


  4.  竜門石窟の造営


  5.  ササン朝ベルシア文化 ・文物の移入



 第三節 清朝の西太后


  1.  離宮に逃避した咸豊帝


    2.  二人の太后による垂簾政治


    3.  西太后政権の誕生と狂乱怒涛期


    4.  近代化運動―戊戊の変法・自強運動


    5.  義和団運動


    6.  西太后政権下の立憲運動


    7.  辛亥革命と清朝の滅亡


    8.  執政者としての西太后の評価