書道半紙 |
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加工度 |
特徴 |
素紙 | 通常強い吸込みと滲みを持った紙で、墨を入れると裏まで抜けてしまう。 |
0番加工 | ほぼ素紙と同程度の吸込みの物。もちろん滲みもある。主に漢字向き。 |
3番加工 | やや吸込みを止めてあるもの。墨は紙の裏まで通るが、ソフトな滲みがある。大字仮名・漢字向き |
5番加工 | 吸込み中くらい程度の物、墨は紙の裏まで通るか通らないか程度で、滲みはほぼ無くなる。 殆どの仮名に向く |
7番加工 | 少しだけ吸込みがあるものの、ほぼ止まっているもの、墨が裏に抜けることはなく、滲みもない。 仮名中字〜細字向き |
9番加工 | 吸込み、滲み共に無し。漉込サイズ入りの紙や、礬砂処理をして加工した紙 新鳥の染紙や雁皮の具引き紙など、料紙加工をしたもので、仮名細字〜中字向き |
料紙名 | 出来上がった紙の特徴 |
本鳥の 子 |
越前の雁皮使用の手漉き和紙は、質により特号から4号まで有り、艶が良く緻密で滑らかな上質の紙で、卵色の紙で延び縮が少なく、丈夫で長持ちする性質のもので、染加工しても色合いが深く、渋くて明るい色に染められる。墨の乗りと発色もすこぶる良い。 |
雁皮 (鳥の 子) |
野山に自生するガンピの皮(靭皮)で漉いた紙、艶が有り、半透明の繊維は細くて短いが、強靭で薄漉きが可能である。水で伸び縮みが激しい繊維の為、紙に厚薄が出来易い(いわゆるダマに成り易く紙に仕上がった際に凸凹になり易く、綺麗な均一の厚さの紙に漉くには技術を要す)。表面は滑らかで墨の乗りもよい。薄漉の物は料紙を透して手本が見えるので、よく写経用紙に用いられていた。 |
新鳥の 子 |
和紙に似せて作った機械漉きの紙、木材パルプ主体で、風合いは残るが丈夫さに欠け、縦にも横にも破り易く、サイズ入りの吸込みの無い紙である。加工時の色の乗りは深みに欠けるが、墨の乗りと発色は加工術である程度まで引上げることは可能であるとされる。材料紙が安いので出来上がりの料紙も安価である。具の強い紙は折れ易い為、巻物には不向きである。 |
本楮紙 | 桑科のコウソ゛の皮で漉いた紙、繊維は太く長い為、綺麗な薄漉きには技術を要するが縦横の破れには強く、薄くて柔らかな料紙もできる。礬砂加工した紙は長期保存ということではやや弱い傾向にある。(脆くなったり、墨を弾き易くなったりするが、具引きをする事でこれを補うことが出来るのである。この為本楮紙では具引きやウスイ具引きの加工が多くなっている。)やや筆の抵抗があり、墨乗りも好い。写経用紙に多用されている。 |
楮雁皮 | 楮と雁皮の配合紙で、緻密で艶があり抵抗感と滑らかさを併せ持った料紙になる。雁皮では滑って書き辛いと云う方には、この紙を薦める。丈夫で長期保存にも向くよう作られた紙である。 |
楮紙製 | 楮とパルプとの配合紙で、画仙紙よりも密度が高く、緻密にしてある。配合具合により色々な楮紙があり、それにより紙質もまちまちであるが、全般に筆の抵抗感はあるほうである。楮の含有量が多いと透明感のある紙に、パルプが多いと不透明に濁った紙になる。 |
三椏 (鳥の 子) |
沈丁花科のミツマタの皮で漉いた紙、繊維が細かく艶も有り緻密で美しい紙に仕上る。やや黄茶味の強い紙です。1万円札の原料として有名で、墨乗りも良いが、料紙加工されたものは多くはない。 |
麻紙 | 桑科のアサの繊維で漉いた紙で、繊維は細く長い為、漉き斑が出易く美しい紙は難しい。初期には多用されていたが現在は稀である。見た目は、楮紙に似てやや半透明で、隙間の多い紙になり、楮紙同様の抵抗感があり、墨の乗りもそこそこです。 |
材料 |
礬砂引き |
明礬 | 硫酸アルミニュウムとアルカリ金属との複合塩の総称。通常は硫酸アルミニュウム・カリウムを使用する。 |
膠 | 動物の骨、皮、腱などを煮出した液を乾燥させたもの。ゼラチンが主成分で、飴色の透明から半透明の個体。粘着力は強いが、沸騰させると効果が極端に落ちる。 |
礬水 | (どうさ、ばんすい、陶砂とも)は、膠とミョウバンを混合した水溶液である。書画などに用いる紙や布、木に塗布し、滲み止めに用いる。表面サイズ剤の一種。 また、日本画の制作において、金属箔を基底材に貼り付ける際の接着剤(捨膠)や箔の表面保護(止め礬水)として用いる。 「礬水」は日本での名称であり、書や日本画、版画などに用いられる。礬水引き(塗布)を効果的に行うには、晴天の日が適するとされ、ミョウバンは生ミョウバンが用いられる。西洋でも16世紀頃から洋紙の膠サイズに同様の処方が用いられる。ミョウバンは膠サイズに堅牢性と防黴性を与えるが、酸性であるため過剰な添加は紙の速い劣化を招く(酸性紙も参照)。 化学的には、ミョウバンの水和アルミニウムイオンが膠の分子を架橋結合させることで 膠を硬化させ、基底材の毛細孔を塞ぐことにより滲み止めの効果を得ている。 日本では礬水引きした和紙は礬水紙(どうさがみ)と呼び、礬水引きなどしていない未加工和紙は生紙(きがみ)、生の紙とも呼ぶ。多湿など保管時の諸々の原因により、斑点状に滲みやすく変質をきたした紙は風邪引き紙と呼ぶ(「紙が風邪を引く」とも)。 |
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淡茶 染 |
淡緑 染 |
濃緑 染 |
黄土 染 |
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濃茶 染 |
淡紫 染 |
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濃紫 染 |
茶紫 染 |
半切 伯樹 染 金型打 鶴 深緋 |
染め紙(關戸古今)濃い紫 | |
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素紙に礬砂を施した段階では生成りであるが、染料を塗って染めたものが染紙である。当然裏面は素色(しろいろ=生成り)をしているが、濃色に染めた場合など色付いて見える場合もある。水と膠と染料で染めた紙は、素材の艶をそのまま引立てた美しい仕上がりになる。通常3〜10種の染料を配合して目的の色を作り出す。紙質は、本鳥の子、緻密で艶が有り、ややしなやかさを持つ手漉きの良さを表している。 片面加工の清書用臨書用紙で本清書用1冊で、昭和27年に分割割譲される前の一帖分が書写できるように作成している。 古紙をご利用の祭には、ご使用前に一度表面をティッシュ等で必ず拭くこと。 好く寝かせた紙は、墨量の僅かな違いによる墨色の濃淡が出易く、運筆、筆の背腹による文字の立体感が出しやすくなる。 |
染め紙 薄紫 | |
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素紙に、染糊に胡粉を加えて色合いと筆の感触を変えたのが具引きである。不透明な糊の為、下地の影響を受けにくく、見る角度によって色合いが微妙に変化する深い色に仕上がる。一般的に染に比べ抵抗感のある仕上がりになり、粒子の大きさや配合具合で、その強さを調節する。墨量の調節による擦れの出し易い状態にもなる。 |
獅子唐草(白色雲母) 花欅(白色雲母) | |
![]() 獅子唐草 ![]() 花欅 |
版木にキラ(雲母)糊を塗り、具引きした料紙を乗せて馬簾で擦り柄を転写したもので、柄の部分が光って見える。これとは逆に柄部分が沈んで地部分が光って見えるギラ引唐紙もある。36人集をはじめ多くの古筆にみられる料紙である。俗に云う行成紙はこの紙のことである。 行成紙【こうぜいがみ】藤原行成筆の歌書の料紙に似せてつくった紙。薄い鳥の子紙を薄黄色・萌葱 (もえぎ) などに染め、雲母 (うんも) で細紋を型置きしたもの。江戸時代に流行し、詩歌の料紙、本の表紙などに使われた。 |
具引 ボカシ空摺 (下地ぼかし) | |
![]() ![]() 梅ネズ色+柿茶色+ 梅茶色 3色全体ぼかしの部分 に唐草柄のボカシ空摺 りの加工を行っており、 縦横の筋入れで織物 の様な状態を表現して いる。3色ぼかしの付 近に金銀の粗い砂子 を施しており、実際の 見え具合は手に取ると ボカシ空摺りの様子と 縦横筋入の感触が感 じられてもう少し良く見 える。 |
具引きをした料紙にボカシを入れ、更に版木を使用して塗った胡粉を剥ぎ取ったもので、柄を綺麗に現し、且つ周りをぼかして柄消しするには、熟練と高い技術を要すものである。清書用ではこの後上塗りをして具引き部分と柄部分の筆感が馴染む様にしてある。ある製作者も次のように言っている。「見本を用意して色合わせをしてもなかなかピッタリ同じ色になりません。また、ある程度の時間の制約もあるので近いところで妥協してしまうこともあります。普段の仕事は、見本無しで色だしをしながら次々染めていくのでなおさら色味が変わってしまいます。どうしても同じ色をそろえたい時は、同じ時期の製作の中から選んで頂くのが良いかと思います。」と、ぼかしの雰囲気の違い、微妙な色違いがあるといっている。書の作者は、その微妙な違いを余白の取り方など、逆手に取るという発想転換が必要かもしれない。 |
![]() ![]() 全面ゴールド型打 淡金唐草(淡金唐紙) 型打 |
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![]() 全面色型打 『菱唐草』 (墨色) |
柄が光って見えるギラ型打(ゴールド打・シルバー打を含む)、お好みの色で柄を表現する色打、落着いた白色の胡粉打、或は金銀型打などがあり、全面型打と部分的なボカシ型打とがある。版木によるものと、シルクスクリーンに依るものとがあり、其々出来上がりの風合いが変わる。当然ながら、型の上にも墨が乗るよう加工してある。 |
具引蝋箋 (丸獅子唐草) | |
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通常とは配合を変えて具引きをし、版木を下にして料紙を置き具の表面を猪牙で擦り柄出しをしたものです。具が鏡面化され、まるで蝋で磨いたようにピカピカとした柄に見える為この名があります。蝋を使ったものと違いきちんと処理されている為、柄の上でも墨を弾くことなく細い線でも表現できる様に加工してあります。(図1)蝋箋とは?古本用語。 元来は唐紙の一種で、平安時代に渡来した。薄く具引(胡粉引)した染紙に、裏から形木を(木版)を当てて、上から丸い牙などでこすって空刷りしたもので、模様が蝋を引いて出したような光沢となるので蝋箋といった。 |
金銀砂子磨出し 銀砂子磨出し | |
![]() 金銀砂子磨出し ![]() 銀砂子磨出し |
金銀の極小砂子(粉の様な金銀)をボカシの様に密に撒き、乾いた後に二度の上塗りをして、紙面にきっちり固着させる。2〜3日乾かした後、版木を用いて猪牙で柄出ししたものである。磨出すことで砂子が鏡面化され、柄は箔のように輝いて見えるようになる。手抜きをしたものでは砂子の下に墨が沈み文字が白っぽくなるようだが、キチンと処理した清書用では、殆ど色褪せなく、細い線も、擦れも表現できるよう加工されている。 |
銀砂子切箔ノゲ 金長切箔 | |
![]() 銀砂子切箔ノゲ ![]() 金長切箔 |
様々な技法の料紙に更に煌びやかな装飾を施すた めに、金銀の砂子・大中小の切箔、或は針のよう な金銀野毛を散らしたものもある。これは、平安時 代に好んで用いられ、多くの古筆にその利用が認 められ、また400年前、遣欧使節団の支倉常長が 持って行った書状には、ノゲとは別に長切箔の使用 も認められる。清書用仕上げの料紙では、箔や砂 子の上でも墨が乗るよう加工されている。 |
擦れない | 擦れが少ない | 少し擦れる | かすれる | よく擦れる |
滲まない | 滲みが少い | 少し滲む | 滲む | よく滲む |
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漢字用半紙 | |||
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6箱入りのまとめ買い(1000x6) 特別価格 練習用 清書用 |
墨液2Lをプレゼント | 送料 無料 |
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機械漉漢字用書道半紙 | ||
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手漉き書道半紙 | ||
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国産手漉き半紙 | ||
● | 輸入宣紙・唐紙・単宣、羅紋箋麻紙 | ||
● | 半紙お試しセット | ||
● | 無印半紙 | ||
● | 新しい書道半紙 | ||
● | 特選書道半紙 | ||
● | 厳選書道半紙 |
かな用半紙 | ||||
●画仙紙 | ||||
● | 全紙 | |||
・機械漉全紙 | ||||
・手漉き漢字用 | ||||
-薄 目 | ||||
-厚 目 | ||||
・手漉きかな用 | ||||
・全紙メール便かな用 | ||||
・全紙メール便 | ||||
● | 2×6 | |||
・手漉き漢字用 | ||||
-薄 目 | ||||
-厚 目 | ||||
・手漉きかな用 | ||||
-薄 目 | ||||
-厚 目 | ||||
・2×6メール便 | ||||
・2×6メール便かな用 | ||||
● | 3×6 | |||
・手漉き漢字用 | ||||
-薄 目 | ||||
-厚 目 | ||||
・手漉きかな用 | ||||
-薄 目 | ||||
-厚 目 | ||||
● | 聯落 | |||
・手漉き漢字用 | ||||
-薄 目 | ||||
-厚 目 | ||||
・手漉きかな用 | ||||
-薄 目 | ||||
-厚 目 | ||||
・聯落メール便 | 送込 | |||
・聯落かなメール便 | 送込 | |||
● | 半切20枚 | |||
・手漉き漢字用 | ||||
-薄 目 | ||||
-厚 目 | ||||
・手漉きかな用 | ||||
-薄 目 | ||||
-厚 目 | ||||
● | 半切100枚 | |||
・手漉き漢字用 | ||||
-薄 目 | ||||
-厚 目 | ||||
・手漉きかな用 | ||||
-薄 目 | ||||
-厚 目 |
● | 紅星牌 | |||
・半切 | ||||
・全紙 | ||||
・六尺 | ||||
・尺八屏 | ||||
・特寸 600×1800 | ||||
・特寸 600×2400 | ||||
・特寸 900×2400 | ||||
・特寸 700×1750 | ||||
・特寸 1200×1200 | ||||
・特寸 1050×1350 | ||||
・特寸 900×1200 | ||||
・特寸 700×2050 5尺 800×1500 | ||||
・メール便 |
● | 3.5×4.5 | |||
● | 4×4 | |||
● | 3×8 | |||
● | 2.3×6 | |||
● | 2×8 | |||
● | 画仙紙お試しセット | |||
● | かな用画仙紙 | |||
・半切20枚 | ||||
・半切100枚 | ||||
・全紙 | ||||
● | 聯落 | |||
・2×6 | ||||
・3×6 | ||||
● | 二層紙 | |||
● | 羅紋箋 |
● | 別寸 | |||
● | 和光 | |||
● | メール便で送料無料の大きな画仙紙 | |||
● | 書初用紙 | |||
● | 三枚判 | |||
● | 八切判 | |||
● | 書道パフォーマンス用紙 | |||
● | 拓本用として | |||
● | 大作用画仙紙 | |||
● | パフォーマンス練習用紙 | |||
● | ジャンボロール | |||
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硯 | |||
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筆 | |||
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墨液 |
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料紙 | |||
● | かな用料紙 | |||
・かな用料紙 半紙判 | ||||
・かな用料紙 半懐紙判 | ||||
・かな用料紙 全懐紙判 | ||||
● | 臨書用紙 | |||
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加工紙 | |||
●漢字用加工紙 | ||||
● | 半切 | |||
・雷神 | ||||
・楓 | ||||
・和光 | ||||
・柳 |
・寿 | ||||
・紅葉 | ||||
・和光綿料 | ||||
● | 2×6 | |||
・雷神 | ||||
・楓 | ||||
・和光 | ||||
・紅葉 | ||||
・和光綿料 | ||||
● | 聯落 | |||
・雷神 | ||||
・楓 | ||||
・和光 | ||||
・紅葉 | ||||
・和光綿料 |
● | 3×6 | |||
● | 全紙 | |||
・雷神 | ||||
・楓 | ||||
・和光 | ||||
・紅葉 | ||||
・和光綿料 | ||||
● | かな用加工紙 | |||
・半切 | ||||
・楓 | ||||
・月見 | ||||
・若草 | ||||
・楓 二層紙 | ||||
・楓 羅紋 | ||||
・雷神 | ||||
・柳 | ||||
・宝船 | ||||
・寿 | ||||
・日の出 | ||||
・茜 | ||||
・山百合 | ||||
・千鳥 | ||||
・楮 |
・全紙 | ||||
・宝船 | ||||
・寿 | ||||
・日の出 | ||||
・雷神 | ||||
・楓 | ||||
・柳 | ||||
・千鳥 | ||||
● | 2×6 | |||
・寿 | ||||
・楓 | ||||
・雷神 | ||||
・日の出 | ||||
・柳 | ||||
・和光 | ||||
・千鳥 |
・聯落 | ||||
・寿 | ||||
・楓 | ||||
・雷神 | ||||
・日の出 | ||||
・柳 | ||||
・和光 | ||||
・千鳥 | ||||
● | 3×6 | |||
・和光 | ||||
・別寸 | ||||
● | 写経用加工紙 | |||
・半切 | ||||
・純雁皮 |
・全紙 | ||||
・純雁皮 | ||||