書道半紙 |
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山馬毛 | これは、馬でなく、馴鹿、鈴鹿である。 毛は太く、馬毛より剛強である。今日では、ほ とんど山馬毛の良いものは入手困難である。 中国、東南アジアに棲息する。太筆が多い。 |
狐毛 | 数センチ位のものしか採れないので、小 筆として用いられている。剛・柔がちょうど中 程度であることが特徴である。 |
猿毛 | 毛が細く柔らかであるが縮れ毛が多いの が欠点である。ただ、この特徴を逆手に用いれ ば味わいが深い。 |
豚毛 | 刷毛として用いられ、毛筆としては数少 ない。 |
水牛毛 | 剛い毛で山馬よりも強い。 |
猪毛 | 針金のようで、毛先がまとまらないが、 たてがみは特大の太筆として用いられる。 |
熊毛 | 毛の色が美しく、剛毛の中でも比較的柔 らかい毛である。 |
犬毛 | 少をいが、毛のよいものもある。 |
胎毛 | 胎髪は、出生後初めて刈る頭髪で柔らか をことが特徴であるが、どちらかというと趣味 的、記念品的性格のものである。 |
この他、鳥毛や植物が用いられる。 鶏毛は、頚部の毛を多く用いるが、その他のところも用いられる。獣毛と比べると綿毛のよぅを感触が特徴である。 他に堆、山堆、孔雀、おしどり、白鳥、鷺、雁、鴨、カナリヤ、烏などの毛が用いられる。 また、植物では、竹、木、模、桧、藁、仙軍椋欄、剃、竿草をどが用いられる。 また、動物毛は、体の各々の部分によって、性格が異なるが、山羊には図のようを名称があり、それぞれランクづけされている。 |