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落款印・篆刻印
篆刻印とは、主に書道や絵画などの書画作品に落款(サイン)として押される印のことをいいます。篆刻によってできた印鑑は、普段使っているはんことはまた違った趣を楽しめます。 文字や枠も自由にデザインできる自分だけの「篆刻印」をつくってみませんか?
篆刻とは、本来、ハンコに篆書体(印鑑に刻印される書体のこと)を刻む事から篆刻と呼ばれていました。 現代は、はんこには篆書体以外にも楷書体・行書体・草書体・隷書(れいしょ)体・ひらがな・カタカナなども刻まれますので、 印鑑を作る事を総じて「篆刻」といいます。
篆刻印は通常の印鑑と用途が異なります。
篆刻印は書道作品や日本画などにサインとして押され、落款(らっかん)印や遊印とも呼ばれる印鑑です。
実印などと違い、落款印、遊印は自由で遊び心があり、印面は文字である必要もなく、例えば刻印される文字が間違っていても問題ないのです。 (篆刻家の先生に怒られてしまいそうですが…。)作る際に誤って文字や枠が欠けたりしても、それは篆刻印としての味となり、個性となります。
用途も書道作品や日本画だけでなく、年賀状やはがき、お手紙や名刺のアクセントとして押しても風合いが出ます。
